Fluidr
about   tools   help   Y   Q   a         b   n   l
User / zeissizm
Koichi ITO / 689 items

N 28 B 3.5K C 0 E Jan 29, 2022 F Jan 30, 2022
  • DESCRIPTION
  • COMMENT
  • O
  • L
  • M

My / Our future, which is dissolving, is filled with brilliant fragments made of small pains and happiness.

N 20 B 3.2K C 0 E Dec 28, 2021 F Jan 1, 2022
  • DESCRIPTION
  • COMMENT
  • O
  • L
  • M

見渡す限りに一人たりとて、天を仰ぐな、あなたは、私は、決して独りではない。
 
=======
 
つまらないと感じる、そして実際つまらない日々はこれまでもこれからも続いていくのだろう。たとえ前に後ろに左に右に沢山の人間がうごめき私にあなたに様々なことを語り唆し煽り続けたとて自分は真に独りぼっちだと叫びたくなることもまた、これまでもこれからも続いていくのだろう。様々に伝え聞く一見に華々しい他者の活動と自分は全くの無縁かもしれない。それでも良い、それでも、私は、私たちは、それぞれが独立した光としてこの暗闇をただひたすらに歩んでいく。心折れ、立ち止まり、日々の濁流に飲み込まれ、いずれ見えるかもしれぬ自らの頂へ到達せんと、昏き底を少しでも照らす自らの炎を燃やし続けるのだ。私たちは昏き中で孤独に歩む太陽だ。周囲も、そして自らをも燃やし焦げ尽くして、そして静かに進み続けるのだ。世界には倒れ、あきらめ、崩れてはまた立ち上がる沢山の太陽がいる。孤独な歩みを続けよう。見渡す限りに一人たりとて、天を仰ぐな、あなたは、私は、決して独りではない。

N 51 B 6.5K C 1 E Jan 19, 2020 F Jun 6, 2020
  • DESCRIPTION
  • COMMENT
  • O
  • L
  • M

宙の揺れ風の木々の揺れに
僕達は磨潰され消えていく
煌めく世界が頽れ消えても
僕達は微かに揺れる枝葉に
砕かれ砂となる自らを託す
木々が雫を落としゆく中に
僕達は掠れた声で謡うのだ
仰ぎ俯き振返り前を向いて
僕達は掠れた声で謡うのだ
 
 
Into the swaying of the universe, of the wind, of the trees,
We are polished off by those swaying and disappearing.
Before this shining world falling apart and fading away,
we entrust ourselves to the faintly swaying trees.
As the trees dropped their drops, we sing our prayers to mix our wishes into those drops.
Though looked up at the sky, turned around, but still looked forward,we have singing prayers in a faint voice,

N 89 B 31.6K C 4 E Aug 19, 2019 F Sep 22, 2019
  • DESCRIPTION
  • COMMENT
  • O
  • L
  • M

溶けてく前の光を撮ろう
崩れる前の夕闇を撮ろう
微かな日々の囁を撮ろう
仄かに燻る香りを撮ろう 

揺れ割れ老いて輝く彗星 / 僕らの話を撮ろう  
 
何度も何度も螺旋を描き
何度も何度も音色を変えて
何度も何度も語りを変えて
何度も、何度も、何度でも

N 71 B 9.2K C 0 E Mar 16, 2019 F Sep 21, 2019
  • DESCRIPTION
  • COMMENT
  • O
  • L
  • M

"彗星の破片"
 
僕を僕らを磨り潰す日々は
綺羅と輝く緋色の光を成す
燦めく世界が頽れ消えても
僕達は微かに揺らめく声に
燃落ち灰となる自らを託す
花弁が腐りつ落ちゆく中に
僕達は掠れた声で謡うのだ
日々の微かな魅惑の微光に
僕達は掠れた声で謡うのだ


0.7%